五十肩 59歳 男性

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発症から受診まで

・3ヶ月前から右肩に痛みを感じ始める。ゴルフ中に違和感を覚え、回数を重ねるごとに悪化。

・夜間痛が出現し、手足の冷えも強くなる。

・整形外科ではレントゲン異常なし。痛み止めと湿布を処方されるが改善せず。

・リハビリで強引に動かされ、痛みが悪化。

・ご家族の紹介で当院を受診。

初回の状態

・右肩が上がらず、安静時もズキズキ痛む。

・夜間痛が強く、眠れない日が続く。

・ゴルフは1ヶ月行けていないが、車の運転は可能。

施術計画と経過

  1. 炎症が強いため、肩には直接アプローチせず、周辺の筋肉をほぐす施術を実施。

     → 2回目(1週間):夜の寝つきが改善。

     → 4回目(1ヶ月):夜間痛が軽減し、自宅でのストレッチ開始。

  2. 可動域改善を目指し、ストレッチを強化。

     → 8回目(2ヶ月):肩の可動範囲が広がる。

     → 12回目(3ヶ月):右肩の可動域が左肩の70%まで回復。通院ペースを2週に1回へ変更。

  3. ゴルフ復帰を目指すも、再び痛みが悪化。

    ・ゴルフコンペ後に痛みが再発し、夜眠れないほどの状態に。

    ・再度整形外科でレントゲン検査を受けるが異常なし。

    ・週1回の施術を再開。

  4. 再施術後の経過

     → 4回目(1ヶ月):夜間痛が軽減。ストレッチはまだ難しい。

     → 6回目(1.5ヶ月):痛みが軽減し、ストレッチ再開。夜間痛はほぼ消失。

     → 8回目(2ヶ月):可動域がさらに広がる。自宅ストレッチの種類を増やす。

     → 16回目(5ヶ月):左肩とほぼ同じ可動域に。通院を月1回へ変更。

現在の目標

・1ヶ月後のゴルフコンペに無事参加すること!

まとめ

・五十肩の炎症期には無理に肩を動かさず、周囲の筋肉から施術を開始。

・段階的にストレッチを取り入れ、徐々に可動域を広げることが重要。

・無理な動作(ゴルフなど)で再発のリスクがあるため、慎重に進める。

・現在はほぼ回復し、ゴルフ復帰を目指している。