岐阜市 猫背 中学3年生 女性

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【来院のきっかけ】

中学三年生の女の子が「猫背」と「頭痛」に悩んでおり、母親が心配して連れて来院。

頭痛が続いていたため、まずは脳神経外科を受診し、MRI検査を実施。結果は異常なし。「肩こりが原因では?」と言われたとのこと。


【初回の状態確認】

姿勢を確認したところ、以下のような状態が見られました。

  • 猫背

  • ストレートネック気味

  • 巻き肩

  • 骨盤の後傾

  • 筋肉の緊張状態が全体的に強い

日常生活では、家に帰るとスマホを長時間使う習慣があり、同じ姿勢が続いている。母親も注意しているが、なかなか改善は難しい様子。


【施術計画】

・週1回のペースで3か月(計12回)

・姿勢改善が目的

・頭痛も同時期に改善が期待される(経験上)


【1か月経過(4回施術後)】

・「背中が少し伸ばせるようになってきた」と本人談

・頭痛の頻度がやや減少

・スマホ時間が徐々に減ってきた

・ストレッチは母親と一緒に実施中


【2か月経過(8回施術後)】

・授業中、座っているのが辛くなくなってきた

・肩こりが気にならなくなってきた

・強い頭痛はほとんど出なくなり、軽度の痛みが時々ある程度に

・スマホ時間のコントロールも継続中


【3か月経過(12回施術後)】

・猫背が大幅に改善

・肩こりはほぼ消失

・ストレッチは一人でも継続できるように

・軽度の頭痛がまだ時々残るため、2週間後に再来院を提案


【4か月経過(14回施術後)】

・2週間おきに2回追加施術を実施

・ほとんど頭痛が出なくなった

・良い姿勢を維持できている

・ここで一旦施術終了


【今後について】

受験勉強が始まり忙しくなるため、

  • 自宅でのストレッチの継続

  • スマホ時間の管理

    を本人と約束。

不調が出た際は、早めに来院するよう伝えて終了。


【まとめ】

子どもの猫背は多くの場合、本人が気づいておらず、親の気づきで来院するケースが多いです。施術がうまく進むかどうかは、本人の意識次第な部分もあります。

今回のケースでは、本人が自覚を持ち、スマホ時間の制限やストレッチの継続に積極的に取り組んだことで、良い結果につながりました。