岐阜市 産後ぎっくり腰 32歳 女性

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岐阜市在住・32歳女性 産後ぎっくり腰に対する施術の経過報告

こちらの患者様は、出産後から腰の不調を繰り返すようになり、特にお子様の抱っこや授乳の際に強い負担を感じるとのことでご来院されました。お子様から頻繁に抱っこを求められる時期でありながら、腰の痛みが不安で思うように応じられない日々が続いていたそうです。

「またぎっくり腰になるのではないか」という不安が常に頭をよぎり、精神的にもストレスの多い状態だったとのことでした。

【初回】

ご来院時、まず全身の状態を確認したところ、筋肉の柔軟性が著しく低下しており、特に腰部と太ももの裏側(ハムストリングス)の緊張が顕著でした。さらに、巻き肩と猫背が強く、姿勢の乱れが腰に過度な負担をかけていることがわかりました。

施術では、全身の筋緊張をやわらげることを目的に、手技を中心とした施術を行いながら、ハムストリングスに対してはストレッチも取り入れました。加えて、ご自宅で取り組める簡単なストレッチもご案内しました。

通院については週1回を基本とする方針を立てましたが、育児の都合上、ご主人の休日にあわせてご来院いただく形となり、10日〜2週間に1度の計画にしていきました。

【第2回(約2週間後)】

2回目の施術は初回から2週間後に実施しました。この時点で、患者様ご本人から「施術後からかなり楽になった」との報告をいただきました。ストレッチも毎日とはいかないまでも、少しずつ取り入れられているとのことでした。痛みへの不安もやや軽減され、表情にも少しずつ明るさが戻ってきていました。

【第5回(約2ヶ月後)】

その後も10日~2週間おきに通院を継続され、5回目の施術時(初回から約2ヶ月経過)には、腰の状態は大きく改善されていました。「子どもを抱っこする時にためらわなくなった」「腰の痛みをあまり気にせずに過ごせるようになった」とのことでした。

ご自宅でのセルフケアについても、「最近は毎日ストレッチができています」と前向きに継続されており、施術との相乗効果がしっかりと現れていると感じられました。


出産後は、ご自身の体のケアが後回しになりがちな時期です。特に小さなお子様の育児が中心となる中で、体に不調を抱えてしまう方は少なくありません。

今回のケースでも、適切な施術とセルフケアの両立により、日常生活における不安が軽減され、お子様との時間をより前向きに過ごせるようになったことは大きな変化です。

今後も育児に伴う身体的負担が続くことが予想されるため、再発予防を目的とした定期的な施術を通じて、快適な生活を維持できるようしっかりとサポートしてまいります。